【大崎市】鳴子の「こけし電話ボックス」がまだ見られる?残されたもうひとつの「最後のこけし電話ボックス」はどこにある?

鳴子温泉がTVで紹介される際に、町のいたるところに飾られたこけしの映像が流れることが多くあります。橋の欄干だったり、郵便局前のポストだったり、道路沿いにある大きなこけしだったり…。中でも有名だったのは、上に大きなこけしの頭部を置き、下のボックス部分を胴体に模したかのような「こけし電話ボックス」でした。

鳴子、こけし、電話ボックス、大崎市

旧大崎市鳴子総合支所前にあったこちらのこけし電話ボックス。記念に写真撮影している人もよく見られ、町のシンボルのひとつになっていました。

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しかし2023年2月15日、こちらのこけし電話ボックスの中の電話部分が取り外された…と話題になり、その後間もなく同年2月28日に、残った電話ボックスも撤去という形になりました。頭部は大崎市が引き取り、今後の活用を検討しているそうです。

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さて、地元の新聞やニュースで何度も報道されたこの件については、知っている方も多いと思います。ですが、実は鳴子にはもう一つ、こけし電話ボックスが存在していたのはご存知でしょうか?

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それがこちらです。かつて電話局があったところで、現在はNTT東日本の電話設備関連の施設になっているそうです。新屋敷交差点を鬼首方面に進み、鳴子大橋を渡ったところのセブンイレブンを少し過ぎたところにありました。

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メディア露出が多かった旧総合支所前のこけし電話ボックスに比べると少々汚れが目立ちますが、こちらが大崎市に現存する最後のこけし電話ボックスとなりました。町中から少し足をのばすだけで見ることが出来る位置にありますので、鳴子観光の際におすすめです。

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設置台数の基準が緩和され、世の中からどんどん姿を消していく公衆電話。今回は観光地のひとつでもあった「こけし電話ボックス」のため興味を持った方は多いですが、実際は私たちが知らない間にも町から次々となくなっていっています。この「最後のこけし電話ボックス」が、少しでも長くここにあり続けてくれることを祈るばかりです。

「こけし電話ボックス」はこちら↓

小春
 

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